Nagios XI - NRPEでのホスト監視

Nagios XI - NRPEでのホスト監視

Posted on 2017年2月6日月曜日16:45:00 by

NRPEとは

NRPEはリモートのLinux/Unixマシン上でNagiosプラグインを実行できるように設計されたアドオンです。主に、リモートマシン上の「ローカル」リソース(CPU負荷、メモリ使用量など)を監視する目的で使用されます。

Nagios XIにはNRPE監視登録用の設定ウィザードがあります。これを利用することでNRPEを使用するホスト監視を簡単に登録することができます。

メモ: NagiosプラグインはSSHを介してリモートのLinux/Unixマシン上で実行することもできます(この場合はcheck_by_sshプラグインを使用します)。SSHでの監視はNRPEエージェントでの監視よりも安全ですが、監視マシンとリモートマシンの両方に大きな(CPU)負荷がかかります。これは数百台、数千台のマシンを監視する場合、問題になる可能性があります。多くのNagios管理者がNRPEアドオンを使用する理由の1つが、監視の負荷が小さいためです。

概要


 NRPEアドオンは2つの部分から構成されます:
  • check_nrpeプラグイン: ローカルの監視マシン(例: Nagios XI)上で稼働します。
  • NRPEデーモン :     リモートのLinux/Unixマシン上で稼働します。
 Nagiosは、リモートのLinux/Unixマシンからサービスのリソースを監視します:
  • Nagiosがcheck_nrpeプラグインを実行し、どのサービスをチェックするか伝えます。
  • check_nrpeプラグインがリモートホスト上のNRPEデーモンと通信します(任意: SSL暗号化通信)。
  • NRPEデーモンが適切なNagiosプラグインを実行し、サービスまたはリソースをチェックします。
  • サービスチェックの結果がNRPEデーモンからcheck_nrpeプラグインへ渡され(戻され)、チェック結果がNagiosプロセスに戻ります。
注記: リモートのLinux/Unixホスト上にNRPEプラグインがインストールされていなければなりません。インストールされていない場合、NRPEデーモンは何も監視できません。

NRPEでのLinux監視

まだNRPEがインストールされていないLinuxマシンを監視したい場合は、まず、監視したいLinuxマシンにNagios XI Linuxエージェント(NRPEとさまざまなプラグインを含む)をインストールしてください。

Nagios XI Linuxエージェントのインストール

Nagios XI Linuxエージェントのインストール手順については、「Linuxエージェントのインストール」をお読みください。

手動でのNRPEインストール

NRPEと監視プラグインを手動でリモートのLinux/Unixサーバにインストールしなければならない場合にも、Nagios XIでそれらのマシンを監視できます。さまざまなOSおよびLinuxディストリビューションにNRPEおよびプラグインをインストールする方法については、次のナレッジベース記事(英語)をお読みください: https://support.nagios.com/kb/article.php?id=515

Nagios XIでの既存のNRPEインストレーションの利用

過去にNagios CoreでLinux/Unixマシンを監視していた場合、おそらくこれらの監視対象マシンにはNRPEが既にインストール、設定済みのはずです。Nagios XIは既存のNRPEセットアップを使用してこれらのマシンを監視することができます。必要に応じて監視対象マシンのNRPE構成ファイルでNagios XIサーバとの通信を許可する設定を加えてください。

以下のいずれかのファイルに設定が含まれています:
  • /etc/xinetd.d/nrpe
  • /usr/local/nagios/etc/nrpe.cfg

Nagios XI - NRPE監視ウィザードでの監視登録

Nagios XIでは監視ウィザードを使用して監視設定を登録することができます。NRPEを使用する監視設定の登録は「NRPE監視ウィザード」を使用します。

手順は以下のとおりです:
(1) Nagios XIインターフェースにログインします。
(2) 「設定 -> 設定ウィザード」を選択します。

(3) 「NRPE」を選択します。
    メモ: 検索フィールドで「nrpe」と入力するとすぐに見つかります。
(4) 「ステップ 1」ページで、監視したいマシンの「IPアドレス」「OS」を選択して、「次へ」を選択します。
(5) 「ステップ 2」ページで、監視オプションを指定します。
  • 「サーバの詳細」セクション:
    表示されている「ホスト名」が正しいことを確認し、必要に応じて変更します。
  • 「NRPEエージェント」セクション:
    すでにエージェントをインストール済みの場合は無視してください。
  • 「サーバメトリック」セクション:
    「Ping」サービスの登録が不要であればチェックを外します(デフォルト:チェックあり)。
  • 「NRPEコマンド」セクション:
    各コマンドと関連付ける「表示名」(サービス説明)、実行する「NRPEコマンド」「コマンド引数」を指定します。

注記「NRPEコマンド」欄には、監視対象マシン上のNRPE構成ファイルで定義されたコマンド名に合致する名前を指定してください。
(6) 設定が完了したら、「次へ」をクリックします。
    メモ
: 画面の指示に従って残りの設定を行ってください。
(7) 最終ステップで「適用」をクリックします。
(8) 設定が正常に適用されたことを確認します。
  これでNRPEでのホスト監視に必要な作業が完了しました。
「ステータス詳細を表示する」リンクをクリックすると、サービス詳細ページが開き、監視結果が表示されます。


Nagios XI にはほかにも様々な機能があります。フリー版/評価版でお試しください。

フリー版/評価版

Nagios XIにはフリー版(最大:7ホスト)と評価版(60日間、機能制限なし)があります。
インストーラは、Linuxソース版、vSphere/ESX OVFテンプレート版、VirtualPC版の3種類です。ぜひお試しください。

Nagios XI製品紹介ページ 

Nagios XIの特長や機能については製品紹介ページをご参照ください:

お問合せ

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