2017年10月18日水曜日

統合監視ツール Nagios Fusion 4をリリース

Nagios Fusionは分散監視のために構成された複数のNagios Core、Nagios XIを統合監視できるツールです。
すべてのNagiosサーバーの概要を一目で確認できるためネットワーク監視にかかるオペレーション効率をあげることができます。

この度、新バージョンNagios Fusion 4をリリースしました。

Nagios Fusion 4の変更内容

  • 書き換えた初期コードをリリースしました。
  • 管理/設定(またはサーバーごと)のポーリングシステムと設定可能なオプションを完全に書き換えました。
  • Network Operations Centerコンポーネントを書き換えました。
  • 既存のダッシュレットを再作成しました。
  • XIと同様のコンポーネント/ダッシュレットシステムを構築しました。
  • XIと同様のコンポーネント管理/ダッシュレット管理に変更しました。
  • XIと同様のビュー機能を追加しました。
  • ユーザーマッピングを追加しました(真のマルチテナントを可能にするために、ユーザーはマップされたユーザーが可能なものだけを参照できます)。
  • ポーリングコールバックを追加しました(ポーリングサブシステムに機能をフックするため)。
  • ポーリングされた数値データに平均/デルタを追加しました(コールバックとして)。
  • サーバーごとにタイムゾーンを追跡する機能を追加し、表示時間が正確になるようにしました。
  • NOC(Network Operations Center)ダッシュレットアラートダッシュレットタクティカルダッシュレットへのリンクを追加しました。
  • Custom Logoコンポーネントを追加しました。
  • Custom Loginコンポーネントを追加しました。
  • Home Page Modificationコンポーネントを追加しました。
  • ダッシュボードの展開コンポーネントを追加しました('ダッシュボードの展開/同期'ページも同様)。
  • [Fusion設定のテスト]を[サーバー]ページに追加しました。
  • 改善された自動ログイン機能を追加しました。
  • XIサーバーを追加するときにCSRF防止を追加しました。
  • 改善されたロギングシステムと管理/ログページを追加しました。
  • 改善されたダッシュレットシステムを追加しました(すべてのダッシュレットは、メモリー上で変更可能な設定など)。
  • 静的ランディングページを追加しました。
  • ライセンスシステムを修正しました。
多くのコードが書き換えられNagios XIとの互換性が向上し、機能が改善されました。また、新しい機能を提供するコンポーネントやダッシュレットが追加されました。

Nagios Fusion 4の主な機能は以下の通りです。

包括的なダッシュボード

分散環境の概要とネットワークの健全性を一目で把握できます。

集中管理

システム管理者は、地理的な場所に関係なく、監視サーバーを集中管理できます。

簡単な認証

ユーザーは、サーバーの資格情報を一度送信するだけで、Fusionからすべての監視サーバーにアクセスできます。

カスタマイズ可能なビュー

トップアラートプロデューサー、最近のアラート、インシデント、カスタムサーバーメトリックなどをローテーションさせ、すべてのダッシュレットを確認できます。

組織全体のサーバー環境を監視

ユーザーは、ネットワーク全体の健全性を監視すると同時に、Nagios Core、XIサーバーにすばやくアクセスできます。

高度なユーザー管理

マルチテナンシー機能により、それぞれのITチームは効率的に連携し、ネットワークをスムーズに稼働させることができます。

※Nagios FusionのWebインターフェースは設定により日本語表示できます。


新しくなったNagios Fusion 4のすべての機能を60日間無償で試用できます。

ぜひ、お試しください。

https://www.jtc-i.co.jp/support/download/index.php